どうやって作っているのか、何にこだわったのかなど、

工程の一部を紹介をします!

キモノ・ファブリックパネル Kimono Fabric Panels

金銀の豪華絢爛な文様の帯地や、美しいけど小物にしてしまうと汚れたときの洗濯が不安な着物地。生活空間の中でインテリアのアクセントとなるファブリックパネルにしました。

 

こだわり① 日本製の木製パネル

布地を張るパネルは、作りの確かな日本製の画材用を使用しています。

 

こだわり② 布を張る前のひと仕事

もともと世代を越えて受け継ぐことのできる着物や帯の生地だからこそ、できるだけ長く使っていただけるよう、布をパネルに張る前に「下張り」のひと手間加えています。

パネルに直接布を張ると、木のアクが布に影響を与えてしまうことがあるようなので、それを抑えるのが目的です。以前日本画教室で教わった以下の方法で下張りをしています。

 


濡れ布巾で木の毛羽や汚れを取る。

パネルより一回り大きめの下張り用の紙を切り出す。

紙の繊維が伸びるよう湿らせる。

繊維が伸びるまでしばらく置く。


糊を塗る。

パネルを置く。

表に返して密着させる。

へりも紙とパネルを密着させる。


角の処理。

密着するよう折り返す。

乾かす前にも確認。

完全に乾燥させて下張り完了。



こだわり③ 仕上げもひと手間

普段は見えないパネルの裏側、布地の切りっぱなしが気になる?気にならない?

私は気になる!

なので、水張りテープで仕上げています。凹凸がなくなるわけではないのですが、布がほつれる心配はありません。


そのままでも押しピンや釘などで壁にかけることもできますが、オプションで紐とヒートンをおつけしています。


裏面は、布のほつれ防止に水張りテープ仕上げ。

オプション(別売り)で、紐とヒートン2個つき。

壁に飾って和のインテリアに。

飾り台などに置いてもOK。


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